学校歯科検診での用語・記号について
5月〜6月は学校などでは歯科検診の時期です
学校で歯科検診を受けたり、お子さまが歯科検診の結果の用紙を持って帰ってくる頃だと思います☻
学校の歯科検診では
○むし歯はないか
○歯に歯垢(プラーク)がついて
〇歯ぐきが腫れていないか
○歯並びや噛み合わせに異常がないか
○アゴの関節に異常がないか
などを調べていきます。
学校歯科検診でこんな用語を耳にしたり用紙に記入されていませんか?
CO・・シーオー
むし歯になりそうです
C・・シー
むし歯になっています
GO・・ジーオー
歯ぐきが少し炎症をおこしています
G・・ジー
歯ぐきの炎症がひどくなっています
むし歯などの有無を調べることによって早期発見・早期治療に結びつけることができます。
GOとGはむし歯ではありませんが歯ぐきの炎症です。
お家での歯磨きがきちんと出来ていない。
または、磨きにくい場所で歯ブラシが上手く当たっていない状態が長く続いている
歯並びのデコボコが原因で上手く磨くことができずにいることもあります。
歯科医院でプラークをしっかりと除去してから磨きにくい場所のブラッシング指導をいたします。
毎日のお家での丁寧なブラッシングによって炎症をおこしている歯ぐきも、改善されていきます☻
むし歯がなく、歯ぐきに異常がないと安心で、嬉しいですよね!
このような良い結果のお子さまは引き続き、予防を心がけていきましょう!
学校の歯科検診で問題がなくても定期的に歯科医院で歯の検診・歯のクリーニングを受けることが大切です。
また、むし歯になりそうなCOむし歯のCでしたら早めに歯科医院を受診していただき早期治療・早期回復・経過観察を続けていきましょう。
全ての病気に言えることですが早期発見・早期治療がもっとも大切です。
むし歯になりかけの歯や初期のむし歯なら大切なお子さまの歯を
削ったりせずに歯科医院での管理の元そのままの状態を維持してゆくこともあります。
むし歯は自然に回復することはまずありません。
出来るだけ早く受診をしてそれ以上の進行をくい止めていきましょう。