カウンセリング

矯正治療は審美面、機能面ともに改善していく治療です。患者様の悩みを伺いゴールを共有をしなければ、治療と結果が比例しません。そのため、患者様の不安や心配な点、メリットデメリット、費用に関して十分な説明を行います。また、疑問や不安があればどんな小さなことでも質問していただければ、お答えいたします。事前の不安が解消されないまま治療が進むと、十分な結果を得ることができません。

精密検査

マウスピース矯正を希望される方は、精密検査に移ります。精密検査では、口腔内写真撮影のほかに、レントゲン撮影を行います。また、アライン社に提出するための歯の型取りを行います。

治療計画の立案と説明

精密検査の結果を基に、治療計画を立てます。患者様は歯科医師が作成した治療計画の内容、治療期間、費用等の説明を受けて、納得したら治療がスタートします。

矯正治療スタート

アライン社より送られる、患者様専用の矯正装置(アライナー)を装着していただきます。10日に1回アライナーを交換し、ゆっくり歯を動かしていきます。

マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必要です マウスピース矯正はワイヤー矯正と違って取り外しが可能です。大きなメリットですが、患者様自身で装着時間を決められる、という点はデメリットにもなりえます。というのもマウスピース矯正は矯正力を継続して歯に加えるために1日20時間以上の装着が必要です。装着時間が短いと、計画通りに歯が動かずに治療期間が延長したり、再度型取りが必要になったりします。よい治療を進めるためにきちんと装着ルールを守り、管理することが大切です。

保定期間

保定とは、矯正に必ず付きまとう問題である後戻りを起こさないための治療です。当院では、アライン社純正の高強度の保定装置(リテーナー)を作ります。

後戻りしないためにしっかり保定しましょう 保定期間は、長ければ長いほど良いとされています。当院では治療後1日10時間のリテーナー装着を半年間、その後は睡眠時の装着を矯正と同等の期間行っていただくことを推奨しております。矯正期間が終わったら、リテーナーを3つ同時にお渡しします。その3つがすべて壊れたときが、保定終了の目安になります。